Appleで1年間働いた記憶ーProfessional Consultantとしてー
- Yuya Yoshida
- 2017年3月12日
- 読了時間: 3分


Today's lunch @AFURI Ebisu
今日は僕のAppleでのASC(Apple Solutions Consultant)の経験と、ファーストキャリアとしてコンサルタントを考えている理由を話したいと思います。
僕はAppleを選んだ理由は単純でした。家から近い立川で募集が出てたから。
でも書類選考に合格して、面接会場の六本木ヒルズ本社で希望の勤務地を書く欄を見て驚きました。
『新宿・渋谷・池袋』
この3店舗のみ。えっ?と戸惑っていたらもらった合格通知。100倍とも言われる面接をくぐり抜けた先では日本一忙しいとも言われる新宿西口店への配属が決まりました。
それからというもの、死ぬほど覚えることの多いマニュアルを毎日読み込み、YouTubeなどでiPadやMacの製品比較動画を見て、公式HPで製品の重さや発売時期を調べて、英語・中国語で接客用語を覚えて・・・毎日がマッハ3ぐらいで過ぎていくバイト生活でした。
しかし、今思えばこれが自分には一番好きな仕事でした。お客様のニーズを正確に把握し、そこに自分が勉強した知識と自分の考えを組み合わせて、解決策を提示する。別に、お客様がApple製品を必要としてないとわかれば押し売りはしない。それがAppleとお客様との間の最高のカスタマーエクスペリエンスになるー。
大学1年を通して塾講師の経験があったので、対人コミュニケーションの面では全く問題はなかったのですが、新宿という毎日全く違うお客様が来店する環境で性格に一人づつ対応することはとても難しくもありました。
ただ、人生そんな上手くもいかないよなぁ。
僕の性格は『Act First, apologize later.』
まずはじっくり考えるより行動するタイプだったため、自分で考えて行動してしまって上司から「まずは先輩のコピートークをしろ、自立するのはそこからだ」とよく怒られました。
その中で、失敗も非常に多く経験しました。奥から持ってきたiPadが要望と違う色だったり、書かないといけない取り置きの伝票を書かずに自己判断でお客様の対応をしてしまったり。
でも逐一こうしろ、と詳しく先輩から教えてもらえるわけではないので、自分である程度判断が必要じゃないですか。聞きたくても上司もお客様対応中ですし。そんな中でも「お前は見習いなんだから、なんでミスをするんだ。販売に際しては上司に確認を取ってから売ってくれ」と叱られ続け、自分でもミスの原因がどこにあるのか分からず、何度ももう辞めてやる・・・そう思いました。
しかし、同時にその頃に、自分って今までそうやってなんとなく物事を片付けてきたんじゃないか・・・と冷静に気付いたんです。
Appleのコンサルタントは製品知識はもちろん、対人接客の面でもAppleのブランドイメージを壊さないよう正確に、かつ臨機応変にこなす必要があります。今まで自分はなんとなく、とかとりあえずっていう行動や発言が多かったことを振り返りました。
Professional=正確さ×臨機応変さ
そのことに気づいてからは意識的に自分を変えました。Apple製品なんてたかが20代の僕より、iMac初代からずっとMac使ってて・・・みたいなお客様の方が詳しいに決まってるんです。そんな中で僕ができることは”正確な情報をお客様に伝えること”。これは駆け出しのコンサルタントに一番必要なスキルだと思います。この業界でもっと成長して、プロフェッショナルになりたい、そう思いました。
そんなわけで、ロンドンではインターン先としてコンサルティング業界だけでなく、同じ頭を使う業界であるシンクタンクも考えています。
どこに行っても問題解決ができる仕事に携わりたいと思っています!
もしAppleでの就職に興味がある人がいれば気軽に連絡ください。相談乗ります。
では今日はこの辺で〜

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