留学生活第1話『はじまりのはじまり』
- Yuya Yoshida
- 2017年5月27日
- 読了時間: 3分

A.M.5:00 @FlixBus Paris~Lyon間の車窓にて
日本から飛行機で14時間、単身でパリに着いた。
初めてのヨーロッパ、初めてのフランス。入国審査でBonjour! Merci.って聞こえてきた瞬間に「あーついに来たんだな」って実感する。
思えばフランス語との出会いはまだ3年前。
現役で受験に失敗して、浪人したし何か新しいことを始めようと思って始めたフランス語。
あの頃は入試で使うことしか考えてなかったし、今みたいに受験生の添削指導をしたりサークルを立ち上げたりするようになるとは夢にも思ってなかった。
パリはどうせいつでも来れるし、どこか違うところに行こう。
そう思ってCharles de Gaulleについて真っ先に夜行バスでLyonに向かった。

Lyonはフランス第2の都市。世界史を勉強した人ならガリア時代の首都って言った方が分かりやすいかな。言ってみれば京都みたいなところか。
日本人が多く留学してる街っていうけど、滞在中1人も日本人には会わなかった。
リヨンに来た理由はただ一つ、それはフランス現地の人の暮らしに触れてみたかったから。
いくらフランス第2の都市とはいえ、ここはヨーロッパ。大都市らしく忙しくするのは性に合わないらしい。特にタクシーのおっちゃん曰く、今日は(ne travaillez:働かない)日らしくて、昼間からバーで酒飲んだり、家族で公園で遊んでたり、サイクリングでクロワルースの丘を登ってみたり、みんな思い思いに楽しんでいた。
恐らくフランス人は人の下でせかせか働くのは向いてない。みんな個を持っていて、良くも悪くも自分の好きなスタイルでストレスフリーに働いている。タクシードライバーなんて私服だし、コンビニ店員は椅子に座ってスマホをいじってる。良いか悪いかは別としても、こっちの方が楽だろうなってのは感じた。
そんな『大都市』Lyon。めちゃくちゃ好きな街だったのでまたVacanceで来たいな。
今回は忙しく回る旅なので、早速パリに戻ります。
27日からはラマダンも始まるから駅は大型銃を持った警官だらけだけど、何も起こらないことを願う。イギリスもテロ最高警戒レベルに引き上げられたしね。
このブログではイギリスを拠点に、ヨーロッパの人々の考え方、生活、宗教観、政治観、恋愛観、色んなものをあくまで出来るだけ飾らずに発信していくブログにしたいと思ってます。
人間は、 やっぱり出来損ないだ。 みんな失敗もする。
その出来損ないの人間そのままを 愛せるかどうかなんだ。
政治家を志す人間は、 人を愛さなきゃダメだ。
東大を出た頭のいい奴はみんな、 あるべき姿を愛そうとするから、 現実の人間を軽蔑してしまう。
それが大衆軽視につながる。 それではダメなんだ。
そこの八百屋のおっちゃん、おばちゃん、 その人たちを そのままで愛さなきゃならない。
そこにしか政治はないんだ。 政治の原点はそこにあるんだ。
尊敬する田中角栄の言葉。あくまでエリート層の視点ではなく、一般庶民の視点から更新していこうと思います。
写真や動画もあげるので是非読みに来てください・・・って言っても釣れないか。笑
そんな感じでもう夜の2時。
じゃあ今日はこんな感じで
Bon nuit!
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