スノーボール
- Yuya Yoshida
- 2017年3月21日
- 読了時間: 2分

Today's Lunch@しもふらん 聖蹟桜ヶ丘店
皆さんはスノーボールという言葉を聞いたことはありますか?
これはかの有名なアメリカの投資家・ウォーレン・バフェット氏が述べた有名な言葉の中の一節です。
「私は若いうちからスノーボールを転がしてきたから今こんなに大きなものとなった。
もしそれがあと10年遅れていたら、私のスノーボールはここまで大きくなかったことだろう。」
僕がウォーレン・バフェットを尊敬する理由の一つとして、彼がただの投資家ではなく、深い人生哲学を持っていることがあるように思います。
僕は人生の中で、「このことはやり残した」「あの時にあれをやっていれば」という後悔を絶対にしないようにしようと心に決めています。
でも、あまりにも後悔をしないようにと色んなことに挑戦していると、周囲からは「あいつは何をやってるのか分からない」と変人のような扱いを受けると思います。
僕が最終選考で落ちてしまったトビタテ!留学JAPANの選考はちょっと違っていました。僕がそこで出会った人たちは、もう夢が定まっている。正しく時間的投資をすれば、リターンが戻ってくるのが目に見えている人たちでした。
その一方で自分はどうか。やりたいことを分野問わずやっているせいで完全に「何をやっているのかわからない人」に成り下がっていたんです。
でもそれって悪いことなのでしょうか?
目標が決まっていれば正しくそれに向かって一本道な人だけが正解なのでしょうか?
その問いは正しくもあり、間違ってもいると思います。
他人は集団の中から自分を評価します。その時に求められるのは断然その人の「わかりやすさ」です。
でもわかりやすければ分かりやすいほど、その人の未来なんて見えきっている、そう思いませんか?
僕は将来本当に出世する人材っていうのは、ズバリ「わけのわかんないことに全力で取り組める人」だと思っています。
スティーブ・ジョブズは「人生というものは今まで落としてきた点(dots)と点を後から結んでできるものだ」と言う言葉を残しています。
元からある一直線を書こうと点を打つのではなく、後からランダムに点を結んでみたらこれが以外と面白い図形になった。そっちの方が面白いじゃありませんか。
僕の打つ点はもうしばらくはランダムであり続けようと思います。その中で見えてきた図形があるなら、今度は全力でそれに色をつけ、完成させる。それまではいろんな「点」を集めていきます。
いつかそれが「アート」になるまでー。
Comentarios